炭酸泉は飲むこともできる
通常のお風呂ですと、入浴した直後に血圧が急上昇することが問題視されていますよね。ですから、高血圧の方は入浴には気をつけなければなりません。ですが、炭酸泉に入る場合は、温度が低く設定されていますから、入った後も急激に血圧が上がることはありません。32度から38度と言う低い温度で入ることにより、入浴すると血圧が下がります。このことから、高血圧の方も安心して入浴できるのです。
炭酸泉はもちろん、飲むこともできます。この温泉を飲むと、炭酸ガスによって胃酸が中和されます。内臓の働きが活発になり、様々な病気に効果を発揮すると言われています。また、利尿効果も高まり、さらに、腸のぜんどう運動を促進します。便秘解消、むくみ解消と言う利点もあり、良いことばかりだと思います。
特に効くといわれている病気は、糖尿病、糖尿病痛風、また、肝臓病、胆石、それから、慢性消化器病などです。ですから、これらの病気で悩んでいる方は、炭酸泉に入浴するだけでなく、温泉を飲むと良いでしょう。
また、炭酸泉に入りたくてもなかなか温泉に出かけられない方は、炭酸ガス配合の入浴剤も売られていますので試してみてはいかがでしょうか。それほど高くありませんし、毎晩、使えると思いますよ。
また、スーパー銭湯などにも、最近では、炭酸ガスのお風呂もありますから、疲れがたまった時に行ってみるのも良いでしょう。温泉ではなくても、温泉気分は味わうことが出来ますね。